*1999/07/30 ULTRA COUNTDOWN*

7月30日のULTRA COUNTDOWNのテキスト版です。

司会はおなじみリサ=ステッグマイヤー女史。

あっちゃんっていうか、ただのヨッパライでした(笑)

リサ女史(以下リ):はい、それでは皆さんお待たせいたしました、本日のゲストはBUCK-TICKの櫻井敦司さんでーす!おひさしぶりですーー。
あっちゃん(以下櫻):(何やら絶妙に笑顔で、音の出ないような拍手して、ぺこりとお辞儀)
リ:よろしくおねがいしますー。
櫻:おねがいします。
リ:お元気でした?
櫻:ええ、元気でしたよ。
リ:ねえ、あの東京の方すごく暑い日が続いてるんですけども、暑いのは……今日も36度まで上がった(あっちゃんが髪をかき上げる)んですけど、大丈夫ですか?そういう暑い日は……
櫻:あんまり……クーラーだから……クーラー病ですから大丈夫ですよ。
リ:あ、やっぱり、外に出ないで……やっぱり中で涼しんでる事の方が多いんですね。
櫻:はい。
リ:はいーー、今日はよろしくおねがいします〜。
櫻:お願いします。
リ:さて、BUCK-TICKはニューマキシシングル、「BRAN-NEW LOVER」が現在好評発売中です。あの、ひさしぶりのリリースですよね?
櫻:そう……みたいですね。
リ:一年二ヶ月ぶり。……ですよねー。たくさんのファンの方もすーーごく楽しみにしてたみたいなんですけれども、あの、今回の曲、今までとはちょと違った感じで……なんかすごくポップな……ま、ポップはいつもとはね、変わらないんですけど、すごくポジティブな、なんか明るい感じがするんですけども、何か……
櫻:そうですか?
リ:うーん、そう……そう感じませんか?櫻井さんは。
櫻:あーー……、んー……(笑)。ポジティブと、ネガティブ、いっつもこう……背中合わせに……していたい……
リ:詞の内容もね、あの、今までとは何か違ってて……あ、後ほどね、詞の方も色々聞きたいと思うんですけど……先程もビデオクリップを見ていただきました。そしてそのビデオクリップに関する質問もいただいています。えーこちらは、高知県のメグミさんからいただきました。『ビデオクリップを撮影中のエピソードで、何かあれば教えて下さい。』……今回すごいナチュラルですよね?
櫻:そうですか?あ、おれだけですよ、な……ナチュラルなのは、
リ:あっ、ああ、そうですよね、結構皆さん、あの何て言うんですか、衣装って言うんですか?結構近未来的な、感じがするんですけれども。
櫻:うん、ユータは笠かぶってるでしょ。
リ:はい、はい。
櫻:アニィは……わけわかんないの、巻いてるし。
リ:(笑)櫻井さんだけですよね、あんまり……メイクもあんまりされてませんよね。
櫻:そーで……あ、そうですね。あの、順番に入ったんですけど。で、一番最後だったんですけど……何か、しなくちゃいけないのかなぁと思ってやってもらったんですけど、やっぱりやめて、全部とってもらって(笑)
リ:あ、そうだったんですかー。
櫻:で、少しこう、やってもらっただけで……
リ:はい、あの、五人一緒に揃っている場面は一つもないですよね。
櫻:そうですね。
リ:そうですよね、皆さんバラバラに撮影されたということなんですねー。あの、途中で何かあの、口から何か飛び出てるトコが……
櫻:タコ。(笑)←笑顔
リ:あっ、タコなんですか。
櫻:(頷く)
リ:え、本物ですか?
櫻:(頷きながら)生ダコ。
リ:えっ!? え、口に入れて……
櫻:……そうです。
リ:ええーーーっ……タコは大丈夫なんですね?
櫻:(軽く首を振る、というかかしげる)
リ:あ、ちょっと苦手。
櫻:(頷く)
リ:あ、そうなんですかぁー。
櫻:ウソですよ、あんなの出ないですよ(笑)
リ:(笑)じゃあれは、後からCGだったんですね?
櫻:(笑)そう……
リ:そんな、もうーー……騙さないで下さいよ〜
櫻:(右手で自分の右の腿をパンパン叩いて)……リサ!!(笑)←しっかりしろ!みたいな(笑)
リ:(笑)失礼致しました(笑)何か面白いエピソードとかありましたか?その、撮影中に。
櫻:……(首かしげる)
リ:特に?
櫻:いやー、あのやっぱり……バラバラに撮ってたんで、ちょっとわかんなかったんですけど……ギターの…ヒデがコケたりとか、そういうのは聞きましたけど……
リ:う……途中で。やっぱり衣装の所為なんでしょうかね。
櫻:そうでしょうね、何かこんなくらいの(両手で15cm位の高さを示す)……ブーツ?
リ:はい。
櫻:履いて……そう、コケたとか言ってた……
リ:そういった…でも昨日は大丈夫だったんですね。
櫻:ま、怪我くらい……大丈夫ですね(笑)
リ:(笑)はい、そして今度は、詞。このー……すごく今までと違って、すごく何かポジティブな、前向きな感じがするんですけども。
櫻:そうですか?←聞き逃しそーな位ちいーちゃい声で
リ:どうですか、何かいい事とか、あったんですか?この一年と二ヶ月の間に。
櫻:いや、悪いコトばっかですよ。
リ:え、ほんとですか?
櫻:(頷く)
リ:でももちろん、いい事も……ありましたよね。
櫻:(頷く)
リ:そのー、いい事が、その曲の歌詞に影響している、とかそういう事はありますか。
櫻:――…いや、無いです………よ。(笑)
リ:櫻井さんは、普段作詞をされる時は、こうやって机に向かって、よし書くぞー!っていう感じで書かれるんですか?
櫻:そうですね。
リ:けっこうもう、一人になって。
櫻:ええ。
リ:今回はけっこうスラスラと出ました?
櫻:――――――……あっ、そう……ブランニュー・ラッヴァ〜(下唇噛んで)は……(笑)
リ:BRAN-NEW LOVER。
櫻:……いいなやっぱ発音が……←小声
リ:(笑)
櫻:ええ、それはあの……えーっと、あまり考えないで、こう思った事を、こうやってった……んですけど……。
リ:何かすごいストレートで、すごい何か分かりやすい、という感じがしたんですけど。特にこの、「人間にはサヨウナラ いつか来るじゃない この宇宙でもう一度 会える日まで」なんか、すごいジーンと……するんですけど……。
櫻:あ、そうですかー。
リ:深い意味とか……ありますか?
櫻:(首をかしげる)いや、ないですね。その、ジーンと来たっていうの……が、多分俺も欲しかったんだと思います。
リ:ハイ。……今回のその、この曲のテーマというのは、要するにタイトル通り「BRAN-NEW LOVER」、新しい恋、新しい恋人とか、新しい……
櫻:――……ぅん、何か……――んー…………そうですね、ロマンス…
リ:ロマンス。
櫻:もうちょっと、遠くのロマンス、という…というか……やっぱ現実…とは……ね、離れて、楽しむ、という……
リ:あとね、一つ疑問があったんですけれども。あの、「トキハナトウ」ここの部分が片仮名なんですけど、これ何か深い意味あるんですか?……「メビウスリング トキハナトウ」。
櫻:……ああー……、あの……
リ:ちょっと気になったんですけど。
櫻:……そう……それは、やっぱり……あの、視覚、ですよね。視覚から入ってこう……何て言うんだろう……カタコトになって行くっていう、その……
リ:はぁーー、深いですねーーー。
櫻:いや、深く無いですよ(笑)
リ:いやー、ごめんなさいね、何か色々と分析してしまって。
櫻:いえいえ、とんでもない。
リ:そしてカップリングには、「DOWN」、そして「ASYLUM GARDEN」といった曲が収録されているんですけれども、この2曲は、すごく密度の濃いナンバー……すごくBUCK-TICKらしい、曲ですよね。
櫻:そう――…ですね。何か……うんーー(眉間にしわ(美))オトモダチというか、知りあい……の人に、こないだ聞いたんですけど、こっちの方がらしいというか……
リ:すごく、ヒネクレたダークさが、出てますよね。
櫻:割とこーいうのは、

To be continued..;;;
すすすすみません(ーー;